傍ら汗デートで赤っ恥

とにかく側汗が凄いんです。全体的に汗っかきな慣習ですが、特に風貌からの汗と側からの汗は半端なく、とある体型を超えると突然ぶわっと汗が噴き出してきて、夏場はハンド手拭いが手放せないくらいです。でも風貌からの汗はまだ救いがあります。気持ちに拭けば良いのですから。但し、側の汗はどれだけ噴き出してきてもいちいち衣料の中に握りこぶしを突っ込んで拭く目的にもいきません。様々な制汗剤もつぎ込みましたが、悪臭は抑えられるものの汗がぴたっと凍るような物品は未だに出会っていません。
それは恋人と付き合い始めてまだ一月の間でした。まだ早春だというので油断していたあたいが悪いのでしょうが、あたいはデートにあろうことかグレーの衣料を身につけていってしまったのです。勿論、自分の汗かき慣習を忘れていたわけではありません。恋人に側汗を見られたくない一心で、買ったばかりの当事者(側の部分にパットが内臓されて側汗を吸収していただけるは)を着用していったのです。もうそれで、あたいはすっかり平安しきっていました。どれだけ歩いても緊張しても、こういうパットが私の大量の側汗を一律吸収してくれるだろうと。
今となっては、何故買ったばかりのその当事者をそこまで過信していたのか、自分が信じられません。多分、一般的な側汗であればその当事者で汗をカバーするにはOKだったのでしょうが、私の側汗は規格外だったようで、総括を言いますと、私の側汗はその当事者を透過してグレーの衣料にばっちり黒い汗ジミを作ったのでした。幸い恋人は笑い飛ばしてくれて、汗が原因でどうこう至るはなかったのですが、あたいは死ぬ程恥ずかしかったです。あのお天道様以後、あたいはグレーの衣料を一度も身につけた事はありません。http://go-world-hotel.com/